当院の紹介

のら猫・さくら猫

現在日本では、年間8万頭の犬猫の殺処分が行われています。(2015年環境省データ)

そのうち7万頭は猫、そしてそのうち6割は生まれて間もない子猫です。
(猫の繁殖能力はとても高く、2匹が1年後には60匹になる計算もあります)

生きるために食べることを求める猫たちと、人との共存という部分で今、様々な「野良猫問題」が生じています。
ただ、外で暮らす猫たちの寿命は、平均して3年~5年といわれています。猫同士のケンカによる病気感染や、交通事故、過酷な環境下での自然淘汰などで、長く生きられる猫は少ないのです。

このような現状にかんがみ、私たち人間にできることは、不妊手術の推進・徹底により、猫たちの生活、頭数を管理し、人と猫が共存できる環境を作る努力をしなければならず、その一端を担う病院として設立しました。

のらねこの不妊手術

低料金設定

当院は、のらねこさんの手術をお受けしております。従って、その手術費用を出されるのは飼主さんでなくボランティアさんであることが多いため、なるべくその活動の負担にならないような料金設定をしております。猫の現状は、1匹でも多く、1日でも早い段階での手術を進めないと変わりません。より多くの頭数を手術していけるように、考えています。

獣医師 村上聡

獣医師 村上 聡

東京農工大学獣医学科卒業
秋田で10年間、動物病院で一般診療に携わり、
その後大阪の動物保護施設に勤務。
H27.10~北摂TNRサポートのメンバーに加わる。

今生きている猫たちが与えられた一生を全うするには、今いる場所で人間たちとの共存をしていかなければいけません。それが実現できるように進めるには、まず不妊手術をしてこれ以上頭数が増えることを防ぐ。

その上で、その地域に「猫が迷惑!」と感じられないように、トイレの管理や餌やりのルール決め、地域間のコミュニケーションを上手にとるなどどの取組みにより、猫トラブルを減らしていきます。最低限でもいいので、できることをしてあげることが、猫たちが暮らせる環境を整えることにつながります。

一人ではなかなか継続が難しいケースも多いです。猫のためにも輪を作る重要さを考え、ご相談いただければ何かお手伝いしたいと思っております。下記リンクに、大阪北摂地域、兵庫東部で活動をされている団体様一覧を掲載しています。
(※随時更新していきます)

また、不妊手術を受けた猫は、その目印に耳先を少しだけカットします。再び手術のために捕まることがないように、という配慮です。

Trap(つかまえて)>Neuter(不妊手術をして)>R(元の場所に戻す)

一緒に動ける人を探す

同じように悩まれている方は多くいらっしゃいます。手を組んで協力者を増やすことは、心強いだけでなく、
ご飯を待っている猫さんたちのお世話が、長く確実に続けられる秘訣でもあります。

TNR活動に取り組んでいる方々、猫さんのお世話をされている方々が集まり、
情報交換できる場も徐々に増えてきています。付近で民間、行政機関主催のイベントなど開催されていないか
探してみましょう!!